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1月13日、麦と兵隊


 
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 これからは、麦の生育日誌を「麦と兵隊」という記事にすることにした。

 麦から見れば、おいらは兵隊。

 ほんとは、踏みつぶされてもなお、たくましく生きるということなのかもしれないが、おいらは、麦に対しては、一兵卒として生きていく。

 雪の下敷きになっている。

 「麦踏み」

 おいらは、してなくて。

 「麦は踏むものなんだよ」

 これを知って、おいらは普及センターに聞いた。
 霜柱が立つようなところは、根っこを地に落ち着かせるために踏むという。冬越しの作物、霜柱が立つような関東では有効ということだった。

 答えを聞いて安心した。我ら越後は雪の重みで十分根が落ち着くのだから。

 出来るだけ労力をかけず。

 小さい白いにわとりは、ひとりでみんなやったけど、おいらは、労力をかけず、今年はやってみる。出来が悪ければ、等級外ということで、国からの補助金は入らないらしい。肥料代は自分の腹に入った晩酌酒というような計算らしい。
 これを自腹というらしい。

 
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 道はつづく。



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by ikarashikunosuke | 2016-01-13 23:19 | 農民日記
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