京のお昼は懐石に限る。 などと、一度は言ってみたかった。 ということが一生で、最初で最後に行われた。 娘がバイトしている嵐山、「花ボート」にて。 「卒業だし、一度は食べに来てほしいな」 娘。 「わかった、しょうがない」 おいら。 その後、娘もお客になっていた。客なりすまし詐欺。 3人分の料理代を払った。2日目のお昼は、まさに貴族になりすまし。 鳥貴族の生ビール、または麒麟淡麗は1杯280円なのに、その3倍もする高級旅館だ。 それでも、鱧おとし、松竹梅土瓶蒸し、鈴木の杉板焼きなど、加工の手間ひま天下一品の京都で料理を楽しんだ。 帰り際、仲居さんの大先輩、お師匠様がきた。 「お世話になっております」 おいら。 「こちらこそ」 お師匠様。 「殴るなりけるなり、仕込んでください」 おいら。 ここ、高級割烹旅館、おかみさんも美人である。 以上、現場検証を報告する。 この店「花ボート」。橋の向こうにある。 この橋は、塩俵橋ににている。 こんなわらび餅屋さんの隣にある。 (数年前はこちら) (もうひとつ、こちら) その後。 散歩たらたら。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 追録。 前の晩のキンタの連れて行ってくれる店での会話。 「明日は嵐山の花ボートで懐石を食べるんですよ」 「娘が働いているんです」 おいら。 「えーーーーー」 前述の仲居のお師匠様が通いつけのお店が、キンタによく連れらりていく、建仁寺前のお店とかぶっていた。 なんと、娘はそこのお店で、アルバイトしないかといわれ、連れられて面接に。 お店のおかみさん。 「ああー、名前がそうそう、特徴があってねえー」 1年前のこと。 外大から祇園までが遠いということで、縁は結ばれなかつたものの、えらくニアミスで、京都は碁盤の目の中で、狭いのではないか。 おたがい、「びつくりポンや」の世界であった。 つづく そうそう、建仁時前のお店、一見太見、実は細身さんです。ほんと、縁があってそこにバイトしてたら、日本料理の神髄を仕込まれたに違いないのに・・・・・ (大学に送り出す時はこちら) .
by ikarashikunosuke
| 2015-11-08 19:04
| ちゃがらけ日記
|
検索
カテゴリ
以前の記事
その他のブログ
外部リンク
画像一覧
その他のジャンル
|
ファン申請 |
||